陥没乳頭とは
乳管を温存したい人のための陥没乳頭修正術。
陥没乳頭とは、乳頭が内側にめり込んでしまっている状態を指します。
女性の場合、見た目の悩みに加えて、授乳が困難になるなどの深刻な悩みにも繋がります。
当院の陥没乳頭修正術は乳管を温存し、乳頭を内側に引き込んでいる原因だけを切り離し、解放するという方法をご提案しています。
施術方法
陥没乳頭は軽度・中等度・重度に関わらず、その原因は同じで、乳頭を内側に引き込む索状物です。
程度が軽い方はこの索状物の引き込みが甘く、重い方は逆に引き込みが強いということです。したがって手術方法は重症度に関わらず同じです。
当院の陥没乳頭の特徴
- 特徴その1
- 傷跡はほとんど目立たない。
- 特徴その2
- 乳管を温存するので授乳に影響がない。
このような方に向いています
- 乳頭が内側に入り込んでしまっている方
- 将来の授乳に不安を感じている方
- 陥没によりかぶれたり、皮膚炎をくりかえしている方
- 周囲の視線が気になる方
施術の流れ
カウンセリング・診察
患者様の状態を診察した上で、ご要望や仕上がり等を時間をかけて細かくお伺いいたします。

施術
乳頭の基部を切開し、陥没の原因を解除して縫合します。 手術時間は約1時間です。抜糸は約7日後になります。

施術後
入院の必要はございません。日帰りで歩いてお帰りいただけます。

アフターケア
施術後、気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。腫れや痛みに対しても対応いたします。

施術について
| 所要時間 | 1時間程度 |
|---|---|
| 施術回数 | 術後の通院1〜2回 |
| 痛み | 局所麻酔を行ないます。 |
| ダウンタイム | 腫れ(1週間程度) |
| アフターケア |
シャワーは翌日から可能。 入浴は抜糸後(1週間後)から可能。 |
| 注意事項 | 内出血・腫れ等が出る場合もありますが、時間の経過とともに治まります。 |
よくある質問
- 治療後は痛いですか?
-
個人差はありますが、通常は術後、麻酔が切れてから数時間内が痛みます。術後に処方しております鎮痛薬を麻酔が切れる前に服用いただくことでで痛みを最小限にとどめることができます。
翌日以降は患部に何か当たったりしなければ、自発的にでる痛みはほとんどありません。 - 傷跡は目立ちますか?
-
傷は乳頭の範囲内に収まりますので、よく見ればわかる、という程度にまで回復することがほとんどです。
数ある術式の中には皮膚切開が乳輪にまで及ぶものもありますが、当院の手術の傷跡は乳頭内にとどまります。 - 授乳に影響しますか?
-
軽度であれ重度であれ、乳管を温存しての手術ですので、授乳に影響することはありません。
術式によっては乳管を離断してしまうという方法もありますが、当院の手術では乳管が走行している方向に沿って切開を加えていきますので、乳管へのダメージは最小限となります。 - 再陥没することありますか?
-
傷の縫合をする前に、陥没しにくくするための細工を施しますので、滅多に再陥没することありません。
術後1ヶ月までに再陥没してこなければ、それ以降に陥没してくることはありません。 - 術後に再陥没予防のための器具を装着する必要はありますか?
-
当院の術式は、再陥没予防器具による引き込み防止に頼る方法ではないため、通常はこうした器具の装着は不要です。再陥没の予防は、術中の細工により行います。
引き込み防止の器具はそれをつけていること自体、不快で痛みも伴うものです。煩わしさを無くす意味でも当院の手術には工夫を施しています。
料金表
| 施術内容 | 料金 |
|---|---|
| 陥没乳頭手術 | 440,000円 |
※局所麻酔・処置代・お薬代として33,000円が別途必要です。
※表示価格はすべて税込です。
エクスパレル麻酔
約72時間鎮痛効果が持続するFDA認可の長期持続性・非オピオイド鎮痛薬「エクスパレル麻酔」の追加が可能です。




