• 女性化乳房とは
• 当院の女性化乳房の特徴
• このような方に向いています
• 施術の流れ
• 施術について
• よくある質問
• 料金

女性化乳房とは

シャープで力強い男性的な胸元に

女性のような胸の膨らみにお悩みの男性におすすめの手術です。女性化乳房は外見上の問題はもちろんのこと、乳首が擦れて痛みを常に感じるなどの悩みを伴うこともあります。
当院では主に乳腺の発達が認められる「真性女性化乳房」に対する手術を行なっていますが、肥満による皮下脂肪が原因の「偽性女性化乳房」の手術にも対応しています。

施術方法

まず、目立たず広範囲の脂肪が取れる場所に小さな穴（5mm程度）をあけ、そこからカニューレと呼ばれる金属製の細い管を入れ、脂肪を吸引していきます。
乳腺は脂肪と違って硬くて吸い出すことが出来ないため、周囲の脂肪を吸引していくうちに乳腺だけが浮き上がるように孤立していきます。乳腺は乳輪の下半分の円周上を切開し、取り出します。

当院の女性化乳房の特徴

特徴その1

真性女性化乳房にも、偽性女性化乳房にも対応

特徴その2

傷跡が目立たない。

特徴その3

日帰りの施術が可能。

このような方に向いています

• 薄着をした時に胸のふくらみが気になる
• 乳首が擦れて痛い
• 思春期の頃から膨らんだままの方
• ダイエットしたが胸の脂肪だけ落ちない方

施術の流れ

担当医師が触診を行い、乳腺の状態や脂肪量、皮膚の厚さなど確認します。
当院ではエコー等の検査ができません。一般クリニックで事前検査をおすすめする場合もあります。また検査データをお持ちの方は必ずご持参ください。
女性化乳房の原因が何なのか医師が判断し手術方法を決定します。
乳腺の場合は乳輪部位より乳腺除去を行いますが、皮下脂肪が原因の場合は胸の脂肪吸引を行います。乳腺と皮下脂肪の両方が原因となっているケースがほとんどです。

皮下脂肪の場合は数ミリの切開部分よりカニューレという細い管を使用し脂肪を丁寧に吸引していきます。
左右での治療時間は麻酔時間も含めて約1時間半となります。
乳腺除去の場合は乳輪部位を約半周程切開して乳腺を除去していきます。左右の乳腺除去手術時間は2時間半となります。麻酔は通常全身麻酔で行います。

手術後は腫れや出血を抑える為に患部をガーゼや圧迫帯を使用して圧迫します。乳腺除去の場合、手術の経過によってはドレーンという細い管を挿入する場合があります。（出血を体外に排出させる為のドレーンは3～5日目検診で抜去いたします）
患部の抜糸は脂肪吸引・乳腺切除いずれも7～10日目となります。
腫れや皮下出血、痛みなどの症状は約3～4週間で少しずつ落ち着いてきます。

治療後2～3週間は激しい運動はお控えください。治療後1ヶ月検診をご案内しておりますが、気になる事やご心配な事などありましたらいつでもお気軽にクリニックまでお問合せください。

施術について

よくある質問

治療後は痛いですか？

痛みには個人差がありますが、麻酔が切れた後の数時間が最も痛む時間帯です。痛み止めの内服薬で対応できることがほとんどですが、心配な方には座薬タイプの鎮痛剤もお渡しが可能です。
翌日以降は自発的に出る痛みはほとんどなくなり、腕を動かしたり患部に何かが当たったりした時にだけ痛む程度にまで落ち着いてきます。

傷跡は目立ちますか？

脂肪吸引は5ミリ程度の切開をアンダーバストに沿う形で胸部のやや外側におき、乳腺切除は乳輪の周囲に沿って下半周を切開します。
乳輪周囲の傷跡はどうしても治癒後に白く抜けてしまうため、元々の乳輪の色によってはややコントラストが残ってしまうことがあります。

脂肪吸引だけでもよくなりますか？

カウンセリングの際に胸部を診察させていただき、乳腺の有無を最初にチェックするのですが、経験上、これまで胸の膨らみの原因が脂肪だけだった方は、ほぼいらっしゃいません。乳腺は脂肪よりも硬い組織のため、診察によって簡単に判別可能です。

また、最大限痩せた時にでもなお、胸の膨らみが無くなりきらなかったご経験のある方は、乳腺もある可能性が高くなります。
膨らみの原因が乳腺にもある場合、脂肪吸引だけで済ませてしまうと乳輪付近に乳腺による膨らみが残ってしまって見た目が悪いため、ほとんどの場合は乳腺の切除も併せて行ったほうがよいとお考えください。

凸凹にはなりませんか？

本手術では、脂肪吸引を併用しながら乳腺を切除することが、安全かつ凹凸を作らずに女性化乳房を改善するためのキーポイントとなっています。
丁寧な脂肪吸引と、それに引き続いての乳腺の同定・周囲組織からの剥離・切離を慎重に行うことが、スムースな仕上がりを得る上で大切になります。

ドレーンは絶対に入れないといけないですか？

ドレーンとは、手術した部分の内部に血液や浸出液が溜まらないよう、体外に排出するための管のことを指します。術後にこうした液体が中に溜まると、治癒が遅れたり、感染を引き起こしたり、皮膚が傷んでしまったりと、経過に与える負の影響がとても大きくなってしまいます。
これらを回避する上でもドレーン挿入は必須とお考えください。術後2日目には抜去いたします。

料金表

※料金に【※】印がある治療は局所麻酔・処置代・お薬代として33,000円が別途必要です。

※表示価格はすべて税込です。

エクスパレル麻酔

約72時間鎮痛効果が持続するFDA認可の長期持続性・非オピオイド鎮痛薬「エクスパレル麻酔」の追加が可能です。