「出べそ」はどこで治療すべきか。案外分からなかったりしますよね。お客様からよくお聞きするのは、形成外科に相談に行ってはみたものの「『臍ヘルニア』ではないので美容外科に行ってください」と言われた、というものです。『臍ヘルニア』とは要は「脱腸」のことです。腹圧をかけると臍の穴から腸がはみ出てくるというもので、こちらは根本的にお腹の中の壁を修復しないといけないので外科や形成外科の専門分野になります。
美容外科でやるのは『臍ヘルニア』ではない普通の「出べそ」です。これは赤ちゃんがお母さんの胎内から外に出てきて、臍の緒を切り離した後に、臍のところで傷が膨らんで治ってしまうことで起こります。

手術的にこれをどうするかというと、膨らんでいる傷を削って取ってしまいます。やり方は様々ですが、福岡博多駅前通中央クリニックでは臍の底を縦に切り、横に開いて中のシコリ(瘢痕といいます)を取り去り、余っている皮膚を適宜トリミングしてまた元の位置に貼り付けるように戻す、ということをしております。


また、再発しないように、タイオーバー固定と言って、臍の周囲の四隅に糸をかけ、臍の穴に詰め物をしてそれを先ほどの糸で縛り付けて固定をするということをいたします。術後1ヶ月程度で「出べその戻り」が全く見られないわけではないものの、それでもあって2割まで、といったところでしょうか。ほとんどのお客様にご満足頂いております。
女性のお客様からはよく「縦長のおへそには出来ないのですか?」と聞かれることがあります。これについては自分でも色々と調べてみたことがあったのですが、おへそを縦長にする方法について言及のある資料を見つけることはできませんでした。多少縦長にすることは出来なくはないのでしょうが、横方向に縮めるのがどうしても難しいですよね…。そして方法的に出べそを治す手術方法と、縦長にする手術というのがどう考えても相性が悪いんです。縦長にしようとする場合、どうしてもおへそを一旦くり抜いてしまう必要があると思うので…。これについてはもう少し自分なりにリサーチしてみますので、また分かり次第、別のブログ記事としてご紹介いたしますね。
<まとめ>
出べその治療は、「臍ヘルニアかどうか」によって相談すべき診療科が大きく異なります。腹圧で腸が突出する臍ヘルニアの場合は外科・形成外科の治療が必要ですが、そうでない一般的な出べそは、美容外科での手術によって見た目を自然に改善することが可能です。
福岡で出べその手術を検討されている方の中には、「どこに相談すればよいのか分からない」「形成外科と美容外科の違いが分からず迷っている」という方も多いかと思います。そのような場合は、まず臍ヘルニアの有無を正しく見極めた上で、美容外科的な出べそ治療の経験があるクリニックに相談することが大切です。
福岡博多駅前通中央クリニックでは、出べその原因となる瘢痕組織をしっかり除去し、再発を防ぐ工夫を行いながら、自然な臍の形を目指した治療を行っています。「出べそは体質だから仕方ない」と諦めてしまう前に、一度専門的な視点での診察・カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。正しい診断と適切な手術によって、長年のコンプレックスが解消できる可能性は十分にあります。




