毛孔性苔癬(二の腕のぶつぶつ)

毛孔性苔癬

毛孔性苔癬とは

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、毛穴の出口に角質がたまり、硬く盛り上がることで「ぶつぶつ」とした肌触りになる皮膚疾患です。俗に「さめ肌」とも呼ばれ、特に二の腕や太ももの外側に多く見られます。

原因は毛包内の角化異常で、遺伝的要因が関与している場合が多く、10代から症状が出始め、大人になっても持続する方もいます。

症状そのものに健康上の危険はありませんが、見た目や触感の悩みから日常生活やファッションの制限につながるケースが少なくありません。

主な原因

  • 肌のターンオーバーが乱れにより角質が毛穴に詰まる
  • 角質の蓄積によって軽い炎症が起こり、赤みや色素沈着が残る
  • 家族に同じ症状を持つ方がいる場合が多い
  • 肌の乾燥や衣類による擦れで悪化しやすい

当院の治療

毛孔性苔癬は、市販の保湿クリームやスクラブだけでは改善しにくい疾患です。当院では、角質の除去と真皮層の再構築の両方にアプローチし、症状の根本改善を目指します。

1.ピーリング(グリコール酸)

  • 古い角質をやさしく除去し、毛穴の詰まりを改善
  • 炎症や色素沈着を抑えながらターンオーバーを正常化

2.フラクショナルレーザー照射

  • 肌に極小のレーザー孔を作り、コラーゲン再生を促進
  • 凹凸の改善、毛穴の引き締め、色素沈着の軽減
  • ダウンタイムは短く、日常生活への影響が少ない

3.成長因子塗布

  • レーザー後に有効成分を浸透させ、修復力を高める
  • 治療効果を長期的に維持

このような方にオススメ

  • 二の腕が気になってノースリーブが着れない方
  • 市販の保湿、尿素クリームでホームケアしたが改善しなかった方
  • セルフケアで悪化してしまった方
  • ごわついた二の腕の肌質を改善したい方

施術の流れ

  1. ピーリング施術
  2. 麻酔クリーム塗布(20分)
  3. フラクショナルレーザー照射+成長因子塗布
  4. アフターケアの説明(保湿・紫外線対策)

施術について

所要時間 60〜90分
施術回数 月1回/5〜10回程度の治療をお勧めします。
痛み 軽い熱感やチクチク感(麻酔で軽減可能)
ダウンタイム 赤みや軽い腫れ、ヒリヒリ感が2〜3日
シャワー 当日より可能
リスク 赤み・色素沈着
アフターケア 治療後は再発予防のため、保湿ケアと紫外線対策を継続していただきます。

料金表

施術内容 料金
毛孔性苔癬治療 1回 44,000円
4回セット 118,800円

※麻酔クリーム費用含む
※表示価格はすべて税込です。

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