切開法の二重手術は、埋没法とならんで美容整形の中でも最もポピュラーな施術です。
しかしながら「不自然な幅になった」「左右差が出た」「思ったより二重幅が広すぎた」「傷が汚い」など、仕上がりに満足出来ない方や修正を希望される方も大変多い施術でもあります。
美容クリニックが急増した事で美容外科医としてほとんど経験がない医師や知識が浅い医師、直美の医師が担当するという事も要因の一つでもあるようです。
糸による埋没法であれば比較的修正はしやすいのですが、切開法による二重手術を行った後の修正は難易度が高くなります。
前医がどのような方法で手術を行ったかは実際に瞼を切開し、中の状態を確認しなければ分かりません。状態によっては手術中に必要な処置が変わってくるケースもあります。
本当の意味で「他院修正術」はかなり繊細な技術とそれに対応できる医師の技術力が必要と言えます。
福岡博多駅前通中央クリニックでは美容外科医として長いキャリアと数多くの修正治療を行ってきた医師がお一人お一人のご希望を伺いながらや的確な手術方法をご提案していきます。
もちろんお手術をお受けできないケースは治療をお断りさせて頂く事もあります。
他院で行った「二重のラインや幅の修正」「切開法による傷跡修正」などのお悩みの方はまずは福岡博多駅前通中央クリニックにお気軽にご相談ください。
このような修正術が可能です
①他院切開法による二重(ライン)の修正
広すぎる二重幅を狭くしたり、逆に狭すぎる二重幅を広げる事が可能です。
診察を行い、どのような修正をご希望されているのか細かくお伺いします。
余剰皮膚や切開傷の状態などを診察し修正可能か判断させて頂きます。
②二重幅左右差の修正
左右の二重の幅や形が非対称になっている場合は左右のバランスを整える手術を行います。
手術を行った事で左右差が生じたのか、もしくは生理的左右差なのか問診を行いご本人様に合った手術方法をご提案します。
③切開法による傷痕修正
切開法の手術で生じた表面の傷痕(縫合傷)が目立つ場合、傷痕部分の皮膚を取り除き再度縫い直す事で傷痕を目立ちにくくします。
傷を消す事はできませんが可能な限り1本の細い線となるように修正を行います。
④食い込みの修正
二重幅の食い込みが強い場合は同じラインを再度切開し癒着を一度剥がしてから再癒着させる手術を行います。
癒着を改善させる事でより自然な二重ラインを作る事が可能です。
⑤ハム目の修正
ハム目とはまつげの生え際と二重幅の間がぷくっと膨らみ、二重ラインの食い込みが強い状態を指します。
ハム目の修正相談は大変多く頂いておりますが、まずは瞼(ライン幅)の状態やどのような手術方法で治療を行ったのかを確認して適切な方法をご案内させて頂きます。
⑥その他
その他のご相談も承っておりますのでお問合せ下さい。
二重修正の手術時間
二重修正手術の時間は修正する部位や手術方法によって大きく異なります。
切開法による二重修正は単純な治療で1時間半~2時間程度ですが、手術内容が複雑な場合はもう少しお時間を要する場合もあります。
お手術時間はあくまでも目安とお考え下さい。
二重修正術の麻酔方法
マスク麻酔や全身麻酔などで手術を行うクリニックもありますが、必要に応じて目を開いたり閉じたりして微調整を行う必要がありますので、二重修正手術は局所麻酔で手術を行っていきます。ラインの状態や左右バランスを確認する事は仕上がりにも大きく影響されます。
しっかりと麻酔が効いた状態で施術を行っていきますので手術中の痛みはありませんのでご安心下さい。
手術中は担当医師や看護師が声をかけながら手術を進めますので、リラックスして手術を受けて頂けるように配慮しております。
修正手術が困難なケース
①前回受けた手術からの期間が短い方
切開法での手術を受けられている方の修正は最低でも半年以上(場合によっては1年以上)期間をあけて頂く必要がございます。
理由としては表面の皮膚だけではなく中の組織にも様々なアプローチがなされている為です。
「急いでどうにかしたい」「早く改善したい」というお気持ちは理解できますが期間を空ける事も治療の一環としてご理解頂く必要があります。
②余剰皮膚がない
幅の修正や傷修正はある程度の余剰皮膚が必要です。
診察やカウンセリングによって幅を広げたいのか狭めたいのかを確認し修正が可能かどうか医師が判断します。
③皮下組織の取りずぎ
おおよその予測を行い修正術が可能か判断しますが、皮膚の内部は表面上では分からない為、組織の状態によっては実際に手術を行ってから手術方法を変える場合もあります。
④数回修正手術を受けられている方
修正に修正を加える事で手術の難易度は確実に上がってきます。
生理的左右差や僅かな左右差などにこだわりすぎている場合は手術をお断りする場合もあります。
いつ、どのような理由があり、どのような方法で修正を行ったのか確認し医師の診察・カウンセリングを行い判断いたします。
必要な情報提供
修正術を行う上で「いつ」「どこで」「どのような治療を受けたのか」はとても大切な情報となります。
通常カルテ保存は5年間が義務づけられていますので、手術を受けたクリニックから情報を得られるようであれば、事前に治療内容の詳細の確認お願いします。
治療の流れ
担当医師(カウンセラー)の問診・診察・カウンセリング
希望する修正内容を確認し、問診・診察を行います。
担当医師が必要な施術についてしっかりと説明を行い治療のご提案を行います。
手術方法やリスクの説明
手術方法によって経過やリスク等が異なりますので治療内容に合わせた内容説明を行います。
手術当日
手術時間は約1~2時間前後となります。(手術内容によって異なります)
治療後は担当看護師より手術後の注意事項とお薬の説明をさせて頂きます。
検診のご予約をお取り頂いてから帰宅となります。
検診(抜糸等)
治療内容によって7日目に検診(抜糸)が必要です。
また1ヶ月目・3ヶ月目など経過に合わせてご来院頂きます。
アフターフォロー
腫れのピークは治療後7日前後ですが、少しずつ落ち着いていきます。
治療内容によって経過は異なり、仕上がりに数ヶ月の期間が必要な症例もあります。
必ず落ち着いてきますのでご安心ください。
術後の腫れや痛みなどご心配な事がありましたらお気軽にお電話にてお問い合わせください。
施術について
通院 | 手術後、7日~約10日後に抜糸 |
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経過 | 大まかな腫れは約1週間前後で落ち着きます。 ※経過には個人差があります |
痛み | 局所麻酔を行いますので治療中の痛みはありませんのでご安心下さい。 |
注意事項 | 当日よりシャワーは可能ですが患部が濡れないようにしてください。 入浴は抜糸後より可能です。 アルコールは1週間はお控えください。 |
よくある質問
- 他院で全切開法で二重手術を受けたのですが幅が思ったより広すぎて眠たい目に見えます。二重の幅を狭める事はできますか?
- 瞼の診察を行い、今現在の幅や皮膚の状態を確認させて頂いてからの判断となりますが、二重の幅を狭める事は可能となります。希望される二重幅のシュミレーションをし、必要な治療内容やリスクのご説明を行います。
- 他院で1ヶ月前に全切開法で手術を受けたのですが左右差があります。修正したのですができますか?
- 全切開法は埋没法と比べて腫れや痛みなどのダウンタイムは長く続きます。
その間は左右差なども生じやすい為、手術後1ヶ月での修正はおすすめしません。
少なくとも3ヶ月~半年以上は期間をあけるようにしています。 - 過去に数回手術を受けて傷が目立ちます。傷を目立たなく綺麗にできますか?
- 傷部分を切除し再度丁寧に縫い直す事で傷を目立たなくさせる事は可能です。
手術の回数を重ねる事で皮膚への負担は大きくなってきます。
傷の幅や皮膚の状態によっては手術が出来ない場合もあります。